モバイルファーストのSEO

歯科Webマーケティング | 2015年5月28日

googleがモバイルフレンドリーを強く推奨した事でWebサイトのスマートフォン対策がもはや必須になる時代になりました。

思い起こせば震災前(2011年以前)はスマートフォンを所有している人もそれほど多くないだけでなく、歯科医院サイトのアクセスもスマートフォンで行う人も限られていました。

しかし、現在は都心部の歯科医院サイトでは全体の半数かそれ以上の割合がスマートフォンからのアクセスです。

「モバイルフレンドリー」という言葉がこの春から一般の方の耳にも入る様になってきましたが、これからはスマートフォンに主眼を置いた「モバイルファースト」という考え方のWebプロモーションが歯科医院の来院数に直結する時代になりました。

今回は、SEOの話題をスマートフォンに絞った「モバイルSEO」について数回にわたって考えてみたいと思います。

Googleが求めるモバイルサイト

Webサイトを提供する側としては、やや不本意ではありますが検索サイトを通じてアクセスを集める為にはGoogleが好むサイト作りを行う必要があります。

そのためにはまず、コンテンツマーケティングという言葉が主流になった根源でもあるgoogleのインターネット検索にたいしての一つの考え方を読み解く事が第一歩となります。

そもそもgoogleは閲覧者に「より便利に頻繁に使用してもらう」という企業としての大きな使命を持っています。したがって、検索結果で表示するサイトには「閲覧者にとって有益な情報」である事が大前提です。

ですから、googleは基本的に「google以外の広告要素」を認める事がありません。例えば歯科医院サイトが来院を目的とした宣伝広告だけのサイトだった場合、「価値の低いサイト」だと判断します。

広告要素はgoogleのスポンサー広告のみを本流とし、全てのWebサイトは閲覧者が便利に使う為のアプリのような存在であって欲しいとgoogleは考えているのです

したがって、閲覧者が自分の視点で「便利なサイト」だと認識できるようなサイトであれば、さらにスマートフォンで見た時に便利に使用されるサイトであれば結果としてアクセス数は伸びていくという論法がGoogleが求めるモバイルサイトのSEOです。

事実、SEOを研究している人間には数年単位(2012年あたりから)の時間をかけてgoogleに好まれるサイトを制作したところ、ビッグキーワードで信じられないほど上位にラインキングされて大量のアクセスを集めている成功事例も多数報告されています

スマートフォン端末を患者来院に結び付けるには

PCと違い、スマートフォンには独特の特徴があります。googleに好まれるモバイルサイトを作っていく為にこの特徴はぜひとも押さえておくべきポイントです。

  1. 画面が非常に小さい
  2. 通信スピードが遅い(光回線などと比較して)
  3. 一つのサイト内に滞在する時間や閲覧ページ数が少ない
  4. 常に端末からアクセス出来る

上記のポイントはスマートフォンでの集患を考える上で非常に重要です。

特に、3と4はWebマーケティングの考え方(様々な方法論の優先順位)を大幅にバージョンアップする事が成否を別けると言っても言い過ぎではありません。

スマートフォンには「アプリ」と呼ばれるそれぞれの機能に特化したプログラムがありますが、使用している人間は「スマートフォン=ある機能に特化した便利なツールの集合体」という認識が強い為にスマートフォンでWebサイトを見たときも「明確な機能」が必要になります

この「機能」を歯科医院モバイルサイトが持つ事が短時間で判断をするスマートフォンから来院患者に選ばれる最も効果的なステップです。

歯科医院サイトが持つべき「機能」

一言で表現すると「問題解決」という機能です。

エンターテイメントやお天気、乗り換え情報などと同等にスマートフォンアプリと同列に歯科医院サイトは「操作」されます。

そこで求められる事は、サイトを閲覧している人間が持つ「問題」をどれだけ早く、簡単に、良い条件(時間や費用)で解決出来るかによって「有益」もしくは「便利」と認知されます。

「健康」という言葉を全ての主語にする歯科医院にとって「操作」や「便利」という言葉には強く違和感を持つ方も多いと思います。

しかし、閲覧者のほとんどはスマートフォンを「便利に操作」する事で歯科医院を選択します。

そこで、患者にとっての問題解決が最終的に歯科医院への来院、治療へと結びつける事が、新しい端末、マーケットに「適応」出来た歯科医院ではないでしょうか。

問題解決とは何か

ここで考えなければいけない事は何をもって「問題解決」とするかについてです。

みなさんは「キーワードアドバイス」というインターネット上のツールをご存知でしょうか?

これは検索サイトで「どのキーワードがどのくらい検索されているのか」を測定するサービスです。

無料、無登録で使用出来るサービスもありますので以下のサイトをご覧ください。(インターネット上には様々なキーワードアドバイスツールがございます。サービスごとに誤差がありますのであくまでも参考数値と把握する必要があります)

http://tool.ferret-plus.com/tkwsearch

検索入力のようなところに、例えば「インプラント」と入力するとインプラントというキーワードでどの程度検索されているのか、さらにインプラントというキーワードに合わせて検索されている語句を調べる事が出来ます。

インターネットの検索キーワードは、「問題になっている事柄そのもの」である事が非常に多いです。

そこで、このツールを使用して歯科に関わる事柄でインターネット上で検索される「問題」を調べ、解決方法を歯科医院モバイルサイトで提供する事が出来れば、「機能する歯科医院モバイルサイト」として認知されるのではないでしょうか。

次回は、問題の調査方法を詳しく解説し、実際にどのようにサイト内を強化すべきか考えてみたいと思います。