インフォメーション

米国歯内療法専門医によるGPのための夏期講習会
意図的再植治療の教科書
-抜歯の前の最後の1手-

インフォメーション | 2024年3月1日

抄録

2024。今年も米国歯内療法専門医によるGPのための夏期講習会がやってきます。
エビデンスが蓄積している途上の意図的再植を、米国歯内療法専門医の松浦顯先生が、自身の国内トップレベルの豊富なケースを基に、GPでも明日から結果が出やすいケースから困難なケースまで分類して解説します。

松浦先生からのメッセージ

この歯は治療が必要です! と意気揚々と歯内療法を始めたものの、患者の痛みが取れないどころかゴールが見えず、もうこれくらいで… 治らないので抜きましょう… と言う悪魔の言葉? を患者に告げたことはないだろうか?

歯科医師ならその人生で1度は経験することだろう。
が、ちょっと待ってほしい。

どうせ抜くなら、
根の先を(3mm)切断して、
逆から形成して、
逆根充して、
その歯を戻せよ(再植しろよ)!

と言いたくなる。

そんな治療は大学では教わってない、と言う方は私のHPの数多くの抜歯を逃れた症例を見てほしい
まつうら歯科医院 歯内療法専門室

Intentional Replantation(意図的再植)、アメリカではLast Resortとも呼ばれている最終手段だ。
夏の講義では、Intentional Replantationを基本から復習し、症例ごとに簡単なケースから難しいケースまで分類して皆さんに伝えることを目的としている。…いまだ存在しない、Case Report的な教科書だ。

数々の症例を見て、Last Resortに賭ける臨床家になるか、見放してネジを入れ込むかはあなた次第だが、歯牙を保存する意味もこの講義を通じて伝えられればと思っている。

歯牙を本気で保存したい先生の受講を望みます。
そして講義の最後には、歯内医療に対する私の哲学をご紹介したいと思う。

今までの非常識? を常識に? 変えましょう。

 

講師:
松浦 顯先生 MATSUURA Akira

  • 2002年
    長崎大学歯学部 卒業
  • 2006年
    医療法人社団精密会 まつうら歯科医院 開業
  • 2016年
    南カリフォルニア大学歯内療法学大学院 卒業

日本に数人しかいない、米国歯内療法学会の認定専門医。福岡市博多区にて根管治療を始めとする歯内療法のみを専門で行う歯科医院、「まつうら歯科医院・歯内療法専門室」を開設。

>まつうら歯科医院 歯内療法専門室

 

モデレーター:
加藤 大明先生 KATO Hiroaki

  • 2003年
    福岡県立九州歯科大学卒業
  • 2021年
    北欧歯科こくら院長

大学院で予防歯科の研究を行った後、日吉歯科診療所で予防歯科臨床を学ぶ。北欧歯科こくら院長。
>北欧歯科こくら

 
 

開催概要

開催方式

会場+オンライン(ハイブリッド開催)

日時

2024年8月4日(日)
10:30〜15:30(10:00開場・昼休憩あり)

会場

御茶ノ水トライエッジカンファレンス >ホームページ

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4丁目2−5 御茶ノ水Nkビル 11階
tel. 050-1865-4512

定員

50名(会場)

特典

  • 会場参加の方もオンラインでの復習(振りかえり視聴※1週間)が可能です。
  • 会場参加、オンライン参加の方に後日講義資料を配布いたします。
 

参加費用(税込み)

軽食費用を含みます

クレセルクライアント様は開催翌月にクレセルよりご請求します。別途の銀行振込は不要です。

お振りこみ先

三菱UFJ銀行
春日町支店 店番062
普通 0053352
クレセル株式会社

  • お振り込み手数料はご負担いただくようお願いいたします。
  • お申しこみは入金をもって確定とさせていただきます。
  • ご入金後のキャンセルになった場合は、いかなる理由でも返金は致しかねますのであらかじめご了承ください。
  • 領収書は発行いたしません。金融機関の振り込み明細書をもって領収書の発行に代えさせていただきますことをご了承ください。
 

お申しこみ・お問いあわせ・変更

お申しこみ



お問いあわせ・変更



セミナー「映画鑑賞と歯科講演で周術期の歯科医療を考える」を開催しました

2024年1月28日に御茶ノ水トライエッジカンファレンスにてセミナー「映画鑑賞と歯科講演で周術期の歯科医療を考える」を開催しました。

静岡県立静岡県がんセンター歯科口腔外科部長の百合草健圭志先生の講演「がん口腔支持療法」に続いて、映画「ケアを紡いで」を鑑賞し、がん治療の支持療法における歯科の役割について理解を深めました。
セミナー情報

 

新年あけましておめでとうございます

インフォメーション | 2024年1月9日

長かったコロナ禍を経て、皆様におかれましては、文字通り通り晴れ晴れとした気持ちで新年をお迎えのことと存じます。
私は旧年中の煩さな事でヒートアップした頭を連日の寄席通いで冷やし、心機一転、社会に予防歯科を繋げていく所存です。

寄席の空間は頭をクールダウンさせるメリットだけではなく、私たちが未来社会像の中で見落としていることに気づかせてくれます。
というのは、作年、話題作となった、多和田葉子さんの献灯使の中で描かれている高齢者が脆弱な心身の若者をケアする未来社会像が、現実のものとしてそこには存在しているからです。
内閣府が示すところの1.3人の現役世代が高齢者1人を支える未来社会とは違い、多くの高齢な落語家たちがエンタメを通じて日常生活に彩りを添える役割を果たし、現役世代の人々のメンタリティーを支えているドキュメンタリーが展開されています。
Socity5.0のフィジカル空間では年齢による従来の区分は意味をなさず、ケアできる人がケアを必要とする人にケアを届け、それを支える基盤がAIを主体とするサイバー空間である社会像がSocity5.0ではないかと、寄席の空間から想像が膨らみます。

日本ではSocity5.0をはじめとして、社会や経済の停滞を科学技術の振興によって突破しようとする考えが根強く、歯科業界もその例外ではありません。
現代史を振り返ってみると、人材育成及び活用を含めて人文・社会科学をどう扱うかという点で考えるべきことが多々残されていることが理解できます。
歯科業界でも馴染みが深いスウェーデンの予防歯科などは、その最たるもので、むし歯や歯周病の病因論や予防歯科学の研鑽と並行して人文・社会科学を基盤とした社会システム改革がスウェーデンの歯科医療の品質向上に影響を与えています。
歯科医療・処置はAIの介入を受けにくい労働集約的分野ですから、変革の基礎となるのは人文・社会科学的知識であり、そのための教育・振興にもっと力を注ぐべきではと思います。

それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。

クレセル株式会社 伊藤日出男

令和6年能登半島地震により被害に遭われたみなさまへ

インフォメーション | 2024年1月5日

2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された皆様ならびにそのご家族、関係者の皆様に対してお見舞い申し上げます。

被災された皆様の安全と被災地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

クレセル株式会社代表取締役 伊藤日出男

私たちの力を削ぐ呪いの言葉「8020」と決別しよう!

年が明け、またひとつ歳をとってしまう。「人生経験を積む」と言えば聞こえはよいが、私の場合、ただ世馴れただけのようで年々物事に新鮮味が感じられなくなっていく。流行りの楽曲を聴いても誰かのパクリに聴こえるし、映画を観ればどれも旧作のリメークに思え、SNSで評判の歯科セミナーを視聴すれば「あんなのは90年代にさんざんやった・・」と、ウンチクを垂れたくなる。知らなければ楽しめたのに、知っているばかりにつまらなくなってしまう。

これを「知恵の悲しみ」と呼ぶらしい。若い頃は知恵を身につけることに喜びを感じていたが、知恵がいったんつくと、世の中に新しいものがなく、すべてが虚しい繰り返しに思えてくえる。歯科商業誌はその最たるもので、何かが変わったと感じないどころか、焼き直し企画ばかりで腹がたってくる。こうした傾向は脳の老化現象かもしれないと思い、「毎日脳活・脳ドリル」を手にしてみたが、つまらないことを通り越しセンチメンタルになってしまう。

そういえば日本社会にも同じようなことが。最近は「失われた30年」というフレーズを聞くことが多くなった。最初は「失われた10年」だった。私が歯科業界に足を踏み入れたころで、バブル経済崩壊以降に経済停滞が続いた1990年代を指す言葉だが、経済停滞も私の業界キャリアもとうとう30年まで延びてしまった。日本社会は「失われた30年」の間「成長」も「追いつけ追い越せ」のメンタリティも失ってきたが、歯科業界はさらに深刻で、良い方向に変わっていく感覚さえも失っているように感じる。

一体どうすればよいのだろうか。遠い昔、予備校の授業で、現在では万葉集研究の第一人者となった中西進先生から、万葉集の歌は「読むのではなく詠むもの」「ただ言葉を求めよ。そうすれば感情がついてくる」と教わった。そのときはまるで部活の円陣での掛け声のようだ、と思う程度だった。

感情より先に言葉を求めよということか。例えば、歌を詠もうと花を見てまず感動しようとする。が、感動しない。老化で感性が鈍くなったのか、などと思うことなかれ、感動しなくても「いとおもしろき」と声にして半ば無理やり感情を引き出すのである。おもしろいから「おもしろい」と言うのではない。「おもしろい」と定めて声にしてみれば、おのずとおもしろみを感じてくる(はず)。

さあ、ここから何を始めよう? 「失われた30年」は、AIやDXで「生産性を上げること」や「働き方を変えること」で、良い方向に変えられるだろうか。それさえも工業立国日本のJapan as Number Oneへの見果てぬ夢の匂いがする。もう私たちはノスタルジーから離れて原点に還り「生き方を変えること」、万葉集に倣い「声を出す」ことでしか、何も変わらないのではと思う。

なにはともあれ、まずは「おめでとう」。そう口にして、おめでたい気持ちで年の初めを迎えよう。続いて私たちの力を削ぐ呪いの言葉「8020」と決別し、「KEEP28」と声にして、来年こそは、歯科業界と社会が共に良い方向に変わっていく感覚をもう一度呼び覚ましましょう!

年末年始休暇のお知らせ

インフォメーション | 2016年12月1日

年内の業務は12月28日(水)までとなります。
12月29日(木)~1月4日(水)はお休みとさせていただきます。
新年の業務は1月5日(木)からとなります。
よろしくお願いいたします。

ウェブサイト運用サービスのご報告

インフォメーション | 2016年8月22日

2016年8月
クレセル株式会社

弊社では、従来のSEO対策や医院様のご要望待ちのウェブサイト運用サービスでは、患者や生活者からの支持を得られないと考え、今期(2015年9月~2016年8月)から医院様の取り組みや特色を積極的に引き出す運用サービスに切り替えさせていただきました。
弊社ではかねてから、歯科医院経営にとっては再診率・定期管理率が最も重要で、その数字はウェブサイトのアクセス数とページビューに反映される、と考えているからです。GP歯科の新患は、他院からの流出患者が大半です。自院の再診率・定期管理率が上昇すれば、競合歯科の新患率は下がり、結果として自院の新患率は維持上昇し、コンプライアンスの高い患者も増えて、自由診療率も自ずと上昇すると考えております。
このサービス方針に基づき、今期においては3ヶ月ごとに新たなコンテンツのご提案を行いました。その結果、前年同月比でクライアント医院様の平均アクセス数は806→835に、平均ページビューは2,239→2,334にアップしましたことをご報告いたします。
本サービスは、今期同様のサービス方針に基づき、引き続き来期(2016年9月~2017年8月)もクライアント医院様の管理費用・更新頻度に基づいて、公平にサービスをご提供させていただく所存です。

今期コンテンツサービス

  • 院長インタビュー(2015年9月~12月)【実施医院様数 29】
  • 歯周病イラストor求人コンテンツ(2016年1~3月)【実施医院様数 14】
  • ホワイトニングページ(4~6月)【実施医院様数 28】
  • 「お口から健康へ」ページ追加(7~9月)【実施医院様数 21】

クライアント医院様からは、各回わかりやすいイラストを使ったページレイアウトが好評でした。その反面、処置や業務の説明の例文が標準的で、かえって医院独自の文章に直すことが大変だったとの声も聞かれました。コンテンツのご提案後、医院独自の画像や動画などが送られてくることも多く、クライアント医院様と弊社が、相互で医院ウェブサイトを更新・構築していく仕組みができ、風通しの良い関係を築けたことが最大の収穫でした。

来期上半期コンテンツサービス

  • 求人ページ(2016年9月~12月)
  • ケア用品販売ページ(2017年1月~3月)

※今期実施したコンテンツサービスのご要望も随時受け付けております。

弊社では今後も歯科医院様の実態に即したウェブサイトサービスをご提供させていただきますので、ふるってご参加ください。また、ご意見等いただけましたら幸いに存じます。

来期もよろしくお願いいたします。

第13回塩田義塾総会(2016年)のご案内(2016.7.24)

インフォメーション | 2016年6月2日

講演要旨

「訪問診療を視野に入れた有床義歯臨床のチェックポイント」

超高齢社会を歩む日本では、高齢者福祉の充実が図られています。介護保険などの法整備も整い、在宅介護や在宅医療が始動するなかで、歯科界でも訪問診療は社会的ニーズとして注目されています。

厚生労働省は、要介護状態の未然防止と医療費削減という両面から、介護予防を重視する制度改正を行ってきました。歯科界では「口腔機能の向上」すなわち口腔リハビリテーションが介護予防サービスのひとつとして導入されました。そのリハビリテーションにおいて、有床義歯装着が効果的だという報告もあります。

ただ、義歯は人工物だけに難点もあります。患者さんの有床義歯に対する訴えでよく耳にするのは、「はずれる」「噛めない」「痛い」の3つであります。

今回はこのような症状を訴える患者に対する舌接触補助床等を含めた口腔機能の回復または維持・向上を図る有床義歯治療のポイントについて解説させていただきます。

20160602

日時:2016年7月24日(日) 10:00~16:00
会場:全国町村会館 第2会議室(東京都千代田区永田町1-11-35)
講義:(午前)塩田 博文 塾長
講演:(午後)岡崎 定司 先生(大阪歯科大学 欠損歯列補綴咬合学講座教授)
演題:訪問診療を視野に入れた有床義歯臨床のチェックポイント

詳しくはこちら

クレセルクライアント様向けの新サービス

インフォメーション | 2012年11月20日

先月までのメールマガジンをクライアント様へさらに拡張すべくこの度、クライアント様向けのサポートサイトを開設いたしました。

今までメールだけの情報発信でしたが、これからはWebサイトの中で皆様にさらに有益な情報を発信できるようになりました。

 

クライアント様専用のサービスサイト

現在、ご覧のサービスサイトは「ベータ版」という試験運用を行っているところです。

URLさえ知っていれば誰でもご覧いただけるサイトになっています。

サービス開始後にクライアントの皆様から使い勝手などのご要望を頂戴し、

IDとパスワードで管理された会員制サイトへアップグレードする予定です。

 

メールマガジンの内容をいつでもどこでも

インターネット環境にさえあれば、メールマガジンの内容やクレセル主宰セミナーのご案内、

その他、歯科医院経営に有益な情報をリアルタイムでお届けいたします。

外出先や診療の合間など、いつでもどこでも医院経営のエッセンスをお届けいたします。

 

患者の抱え込みの為の会員制サイト構築をお考えの先生へ

一定数の新規患者を獲得している歯科医院では、その後のリコールや再初診率など患者の

抱え込みに革新的なシステムをお考えの先生も多いのではないでしょうか?

 

患者向けイベントやノベルティなどでの抱え込みに限界を感じている医院様、

そしてモチベーションの高いスタッフがいるのにブログの更新程度しかITを活用できていない

歯科医院様へ向けて「患者抱え込み会員制サイト」のご相談を承っております。

詳しくはお問い合わせください。