第13回塩田義塾総会(2016年)のご案内(2016.7.24)

インフォメーション | 2016年6月2日

講演要旨

「訪問診療を視野に入れた有床義歯臨床のチェックポイント」

超高齢社会を歩む日本では、高齢者福祉の充実が図られています。介護保険などの法整備も整い、在宅介護や在宅医療が始動するなかで、歯科界でも訪問診療は社会的ニーズとして注目されています。

厚生労働省は、要介護状態の未然防止と医療費削減という両面から、介護予防を重視する制度改正を行ってきました。歯科界では「口腔機能の向上」すなわち口腔リハビリテーションが介護予防サービスのひとつとして導入されました。そのリハビリテーションにおいて、有床義歯装着が効果的だという報告もあります。

ただ、義歯は人工物だけに難点もあります。患者さんの有床義歯に対する訴えでよく耳にするのは、「はずれる」「噛めない」「痛い」の3つであります。

今回はこのような症状を訴える患者に対する舌接触補助床等を含めた口腔機能の回復または維持・向上を図る有床義歯治療のポイントについて解説させていただきます。

20160602

日時:2016年7月24日(日) 10:00~16:00
会場:全国町村会館 第2会議室(東京都千代田区永田町1-11-35)
講義:(午前)塩田 博文 塾長
講演:(午後)岡崎 定司 先生(大阪歯科大学 欠損歯列補綴咬合学講座教授)
演題:訪問診療を視野に入れた有床義歯臨床のチェックポイント

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